李太白集 湖北書局の本。これは繆筌孫本の覆刻で、そのもとは、南宋蜀本です。東京の静嘉堂文庫でみた南宋本と行立て字の形もよく似ています。つまり700年もかなり精密なコピーを繰り返しているわけで、中国のレプリカ技術と墨守の精神にはかなり圧倒されます。
薄い上等の白紙、しっかりした印刷で、好ましいものです。 長尾雨山の旧蔵で少し書き込みがあります。 10年以上前に購入したのですが、かなり虫食いがあり、自分で修理して苦労した本です。
by reijiyam
| 2005-09-11 10:57
| 蔵書
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