湖南省の楚石の印材をだしてみる。造形もまた、寿山石とは違っていて、こういう一風変わったものが多いようである。下部は円柱になっている。 高7cm 底面直径22mm これは、緑色が濃くなって真っ黒になっているものらしく、よくみるとかすかに緑がかっている。陶磁器の天目釉が藍色が濃くなって黒くなっているようなもので、炭の黒とは違う。文献どおりやたらと重い。また紫がかった褐色のむらむら、細かい結晶体も散在する。 ただ、つまみの動物のところが割れていてつなぎなおした傷物ではある。たぶん祖父の遺産だと思う。うちのものはとりあつかいが荒っぽいのでずいぶん傷つけてしまっていた。これだから古美術に関心のない人は怖い。
by reijiyam
| 2019-04-09 07:43
| コレクション
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||