福島第1原発が地震であぶない

福島第1原発、炉水位低下=県、周辺住民に避難要請―非常事態宣言発令・政府

ECCSを動かす非常用ディーゼル電源が動かず、別の非常用電源でなんとか炉を冷却している状態らしい。ただ、この電源は八時間しかもたないという。

 現在、自衛隊と東京電力の電源車が現地に急行しているらしいが、まにあえばECCS作動→炉シャットダウンで解決だが、まにあわなければ、 スリーマイル島事件のようになる可能性がある。

ちなみに、この型の原子炉ではチェルノイブリのような事件や核爆発はまずおこらない、冷却水が少なくなると核分裂反応自身がおきにくくなって自然冷却してしまうからである。また、報道を信じれば「停止」というから制御棒が入っている状態で、余熱が残ってとれない状態だとかんがえられるので スリーマイルほど深刻ではない。
 ただ 多量の放射性物質の散布が起こる可能性がある。スリーマイルで起こったことだ。ただ、電源がなくても炉心の熱自体を利用する非常用冷却系もあるので、まったくダメというわけでもないらしい。

  とにかく、一刻も早い対処が必要だ。

  それだからこそ避難要請をだしたのだろう。明日の朝には結果がわかるだろうが、眠れるかなあ。。。

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  この原子炉は1971年の建造で、もう40年もたっている。
  この際、廃炉にする方向で処理したほうが、より安全なのではなかろうか?
  下手に復旧させようとすると危ない気がする。
by reijiyam | 2011-03-11 21:38 | 日記 | Comments(0)
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