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佩玉の孔

 

ジェシカ ローソンさんが、
>玉器の写真を撮るのは極端に難しいし、、

と言っていたこともあり、中国の古玉を撮影してみました。

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35mmx30mmx5mm弱(厚み)
 これは、中心の薄い繋ぎ部分に、更に長い孔があいているという超絶技巧で作ってあるんですね。
私は、これは、厚い原材料にまず孔あけてから、薄く磨きだしたんじゃないかなあ?と思っています。

 洛陽中州路 東周墓からの出土品に類品があるようです。紀元前200-300年ごろかな。

この孔を撮影していたとき、うっかりこの古玉を取り落としてしまい、真っ青になりました。
幸いダメージが小さかったのか、ヒビも割れもなかったので、安堵しましたが、こういう事故が起こりうるから、他所に貸すときは、慎重になるんだなあ、と自分のことを反省しながらそう思ったものでした。
  玉の鑑別のため、打ち合わせて音を聴くなんて動画がありましたが、古玉の場合は、以ての外の蛮行だと思います。

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 斜めから光線をあてて光らせるとこの玉の形や線がようやくわかるんですね。
 まっすぐ撮影したら一番上のように模様がみえないんですね。


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by reijiyam | 2015-03-18 12:59 | コレクション | Comments(0)

北京故宮の古玉のこと

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北京故宮博物院200選展には素晴らしい玉(No,58)も展示されていたが、どうも疑問に思うものもあった。
  例えば No,57だが、図録の拓本イメージを挙げてみる(古代器物の拓本イメージには著作権はない)
  これをみておかしいとおもわないだろうか? どうみても裏か表の彫刻が左右逆だろう?普通こういう神の顔がある彫刻は神の顔の鼻を稜線にして彫るのが普通であろう。では、印刷の間違いで鏡影かとおもったら、そうすると穴の位置がずれてしまう。
 最初にどうも線の彫刻技法に違和感を感じ、風化がないこともちょっとひっかかったが、図録の拓本をみてかなりまずいと思った。ある人によると穴のあけかたにも疑問があるらしい。
  C.T. Looの図録, Chinese Archaic Jades, 1950から、類品の図版をあげておく。迫力が段違いである。同様の玉は大英博物館にもある。

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by reijiyam | 2012-02-07 21:54 | ニュースとエッセイ | Comments(0)