カテゴリ:蔵書( 136 )

墳壇刻石2種

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曲阜にある墳壇刻石二種の拓本はひどく摩滅して読みにくいものが多いのです。
希な旧拓を昔、複製していただいたことがありますので、それを紹介しておきます。


by reijiyam | 2017-04-10 08:09 | 蔵書 | Comments(0)

ローディ コレクションのカラヴァッジョ派


旧  シルヴァーノ ローディ コレクション が1986年8月~9月に埼玉県立近代美術館で展覧されたときのカタログに掲載されているカラバッジョ派の静物画の画像を提供しておきます。
もう、持ち主がかわっている可能性がありますので、記録としてはわるくないでしょう。

・花瓶のある静物画
  49.5x65cm
・メロン のある静物画
   49.5x65cm
・リュート奏者
   88x107.8cm





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by reijiyam | 2017-02-18 07:03 | 蔵書 | Comments(0)

献辞本


花耀亭日記
http://blog.goo.ne.jp/kal1123

さんが、面白い記事を出していたので、当方も献辞本のイメージを少し出してみることにしました。

一応、「蔵書」と銘打っているので、

まず、面白いと思うのは、

故宮博物院院長 故 蒋復そう 先生(1898-1990)
肖像写真は、こちら
https://www.npm.gov.tw/ja/Article.aspx?sNo=02000049
の献辞で、これは、
論語  覆宋元刊本のレプリカ本です。
台北の故宮博物院が一九七〇年に刊行したものです。
どちらかというと羅振玉の書に似た、神経質な感じの書風ですね。

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次が、物故した20世紀の作家 Julien Gracq
  https://en.wikipedia.org/wiki/Julien_Gracq

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 これは、ダダイスト  シュルレアリストとして有名なスーポーの甥、ジャン=ミシェル スーポーへの献辞のようですね。


もう一つ、書道家書道史家の、故 松井如流 先生の献辞もあげてみます。松井先生の名著
「中国書道史随想、二玄社」に書かれていたものです。

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 温顔がしのばれる良い書風だと思います。

 最後に、、印刷本ではなく精写した写本の唐詩三百首をあげてみます。
 王長春氏の献辞がついてます
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王長春氏の献辞とその生涯については、こちらに書きました
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/96615921.html




by reijiyam | 2017-02-04 10:21 | 蔵書 | Comments(0)

五馬図巻




李公麟の唯一の真跡と呼ばれた五馬図巻は、日本の京都大学の先生の所蔵だったらしいが、敗戦後行方不明になった。空襲・戦災で焼失したともいわれる。


これには末尾に黄山谷の跋もついている。


李公麟といわれる他の作品を実見したり写真でみたりしたが,がっかりするものが多く、この写真しか残っていない五馬図巻に劣るものが多い。

この図巻も最後の馬の絵は補ったものだといわれている。確かにかなり印象が違う。

ネット上にろくなイメージがないので、戦前発行の複製からイメージを作ってみた。

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by reijiyam | 2015-01-07 10:57 | 蔵書 | Comments(0)

寒食帖の表紙

蘇軾の寒食帖の古い複製は、どうも当時の表紙装幀を再現しているようだ。これが今亡失している可能性があるので、今、ここで紹介しておきます。

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by reijiyam | 2014-11-11 10:00 | 蔵書 | Comments(0)

法蔵尺牘 賢首大師尺牘

法蔵尺牘というものがある。 賢首大師尺牘ともいう。
唐の  賢首大師が新羅にいる弟子の義湘に送った手紙で、ごくわずかしか残っていない初唐の有名人の墨跡の一つとして貴重なものである。ところがこれの画像としては、昔、当方が紹介したことがあり、その後小林堂さんのブログでも紹介されている
http://blog.livedoor.jp/shorindo1/archives/50259126.html

天理図書館に現在はあるようだ。
実物はみたことがない。

59年前の書品62号(昭和30年9月)で西川寧博士が細かく研究していたが、それ以後あまりみるひともいないようだ。

この手紙のコロタイプ巻子本が貧架にある。おそらく林朗庵のところにあったときに制作されたものだろう。
一応、全貌をあげてみる。ただ、この後ろに元時代の有名人の跋がどっさりついているが、さしあたりは省略する。

「蓋」の字なんか集王聖教序によく似ている。

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by reijiyam | 2014-03-18 10:08 | 蔵書 | Comments(0)

王羲之 遊目帖


 昭和20年 広島原爆で焼亡 消滅した  王羲之 遊目帖 の影印は、本体だけのものが多く、前後のイメージは、稀覯であるので、ここに提供します。

 大正蘭亭会のとき、博文堂が印刷したもの。


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by reijiyam | 2014-01-13 13:06 | 蔵書 | Comments(0)

内藤湖南の王羲之跋


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  内藤湖南が王羲之の喪乱帖孔侍中帖のコロタイプ複製のあとに書いた跋です。
 これは国華社が作った古い複製のために書いたものなので、その後は、あまり知らない人が多いのではないかと思います。
by reijiyam | 2013-12-29 14:09 | 蔵書 | Comments(0)

馬姜墓誌

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戦前では、中国最古の墓誌とされて、趙萬里の著録 漢魏南北朝墓誌 にも細かく記録された

ACB106の「賈武仲妻馬姜墓誌」である。

いまでも女性の墓誌としては一番古いらしい。


あまり良い拓本イメージをみかけないので、羅振玉の印のある羅振玉監拓本のイメージを提供する。

原石は遼寧省博物館にあるらしいが、かなり摩滅してしまっているようだ。


この、馬姜 という女性、同名の人が最近マンガにでているらしいが、寡聞にして同じ人であるかどうかは不明である。
by reijiyam | 2013-10-14 14:21 | 蔵書 | Comments(0)

鮑燕造塔記

これは、北魏 太平真君3年(ACE442)の小さな石塔の台座に彫られたものです。
鮑燕造塔記 この「燕」という字はほんとにこう読むの?この読み方には色々異論があるようです。

北魏のごく初期の石刻文字は意外と少ないので珍重されています。この石の台座の現物は東京鶯谷の台東区書道博物館にあります。
http://www.taitocity.net/taito/shodou/

この拓本(上)は、中国にあったころにとられたものらしく、かなり濃くハッキリとっています。

一方、書品138号 昭和38年3月 掲載の図版(下)は、ちょっと薄くとっているせいか摩滅が進んでいるのかやや読みにくいものになっています。

西川寧氏が注目していたこともあり、ちょっと珍しいと思って紹介してみました

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by reijiyam | 2013-07-14 09:28 | 蔵書 | Comments(0)