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唐 張令暁告身 その3


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唐 張令暁告身 末尾の跋です。
しかし、みんな顔眞卿の書だと信じ切って書いているようにみえます。
どうみてもそうはみえないので、、、
  まあ、顔眞卿の書としたほうが高く売れるからでしょうがそれにしても痛すぎです。

項子京が値段を書いているところは、削りとってありますね。今となっては当時の価格が解るので惜しいことをしたものだと思います。
by reijiyam | 2008-03-06 20:43 | Comments(0)

唐 張令暁告身 その2

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後半で、これで、告身そのものは終わりです。
後の明時代の跋文などは、亦今度。
ここで、「真卿」とでかくサインしているのを、顔真卿だとして、
昔の人は、顔真卿の書だと言っているのですが、どうもこのサインは後世の人が値段をつり上げるために書き入れたものではないかとされています。
  小さなサインの上にかぶせて塗りつぶして重ねて書いたのではないか?
 書風が顔真卿のそれとは全く違うので、顔書というのは無理でしょう。第一、普通、こういう辞令書は、役所の専門家が書き、当時の責任者はサインだけをするものです。
 正倉院文書や敦煌からでてきた辞令書も皆、小さな字で一行に役職名を書いた下に別の書風で本人がサインを入れています。
by reijiyam | 2008-02-16 06:02 | Comments(0)

唐 張令暁告身 その1

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ACE 779年(ずいぶん調子の良い年だ)に書かれた張令暁という人を任命した辞令書です。
絹に書かれているということです。
字粒は22mmぐらいの行書です。
昭和15年初めには北京元市長の周大文氏の所蔵だったはずですが、第二次大戦後は行方不明になっています。
 後世の人が顔眞卿の偽サインをいれていますが、実際は無名人の筆でしょう。
公文書の形式は、正倉院文書と似ています。奈良の公文書形式ノウハウは唐のデッドコピーだったようです。

最近読んでる明 萬暦時代の李日華の日記(味水軒日記)の萬暦38年6月15日の分に,
これと同一物らしい書巻が双拘本コピーとしてでてきます。日記は活字だけですからなんとも
いえないのですが、昭和14年にこれを紹介した西川博士も写真をみただけのようですからコピーだったのかもしれません。絹というのも伝承なので写真だけでわかるものなのか疑問ですね。

Pl.source:「書道」第9巻2号,1940
by reijiyam | 2008-02-12 20:42 | Comments(0)

幹香館法帖の黄山谷

幹香館法帖は、山西省に原版があるようで、新拓が日本にも少しはいってきています。
この黄山谷は、その1部ですが、あまり他ではみないものです。まあ、明末清初の選択ですし、贋作である可能性もあるわけですが、そうめちゃくちゃなものではないと思います。エリオットやメトロポリタンのがっかりするような黄山谷よりはましかもしれません。
黄山谷では大きい字の草書は比較的珍しいものですので、あげてみました。
なにせ、最近影印はあるといっても、みることのできる人はすくないでしょうから。
また、木の割れ目を淳化閣帖でうるさくいわれる「銀錠」でとめてあります。これからみても、淳化閣帖の「銀錠」は木の原版に使われたものですね。木の原版が淳化のほんとの初版だったかどうかは、また別の問題ですが。
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by reijiyam | 2005-12-14 19:10 | Comments(0)

虞世南 陜西本

虞世南 夫子廟堂碑は三井本が有名ですが、三井本も完好な文字は、おおかた陜西本という重刻本から補ったものだとされています。とすると、全部、陜西本をみてもたいして違いはないのではないか?と疑問をいだきました。で、陜西本の良い拓本がないか?と
思い、この影印をみつけました。明庫装で、清初の収集家の収集品です。
文字の形を強調したかったので、あえて部分イメージにしました。
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by reijiyam | 2005-11-06 17:03 | Comments(2)

十七帖 二種

最近、西冷(さんずい)印社から出た、十七帖二種、にはEllsworth所蔵の文徴明本がはいっていて、これが結構おすすめです。
薄いペーパーバックなので場所もとりませんしね。
by reijiyam | 2005-09-15 00:31 | Comments(0)