唐 張令暁告身 その1

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ACE 779年(ずいぶん調子の良い年だ)に書かれた張令暁という人を任命した辞令書です。
絹に書かれているということです。
字粒は22mmぐらいの行書です。
昭和15年初めには北京元市長の周大文氏の所蔵だったはずですが、第二次大戦後は行方不明になっています。
 後世の人が顔眞卿の偽サインをいれていますが、実際は無名人の筆でしょう。
公文書の形式は、正倉院文書と似ています。奈良の公文書形式ノウハウは唐のデッドコピーだったようです。

最近読んでる明 萬暦時代の李日華の日記(味水軒日記)の萬暦38年6月15日の分に,
これと同一物らしい書巻が双拘本コピーとしてでてきます。日記は活字だけですからなんとも
いえないのですが、昭和14年にこれを紹介した西川博士も写真をみただけのようですからコピーだったのかもしれません。絹というのも伝承なので写真だけでわかるものなのか疑問ですね。

Pl.source:「書道」第9巻2号,1940
by reijiyam | 2008-02-12 20:42
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