校碑随筆などの著録にはあるのだが、図版すらだれもみたことがない、漢の刻石のイメージを神州国光社のコロタイプ影印本で紹介する。端方 旧蔵本である。こういうもので、感じるのだが、清時代の金石家は、ひょっとしたら、「へたくそな碑文」は漢時代の書であるわけがないという思いこみでフィルターをかけていたのではないだろうか? そのため。前漢の碑文が無闇に少なくなってしまったのではないか?と思うところである。これはかなり文字も良く、みどころがあるせいか、著録にものっている。
by reijiyam
| 2007-04-06 22:29
| 蔵書
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