一応、秦漢金文録にのっている漢時代の洗(洗面器)を拓本で表したものである。
底に篆書で「吉羊」という文字と妙な鼎の模様がはいっている。後漢? 立体感を拓本であらわすこの技法は、 器形拓というが、こういう技術は意外と知られていないもののようだ。 前、博物館の人と話していたときも、「珍しい」ような感想を漏らしていた。 左下に西レイ印社の仕掛け人、呉石潜の印がある。この人はどちらかというと企業家という感の人で、イマイチ信頼度に欠けるのだが、まあ一応有名人のようだから、、
by reijiyam
| 2006-11-16 08:52
| 蔵書
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