太田切 の複製

静嘉堂文庫美術館にある、太田切の2巻は、私が最初に感動した古筆でしたので、
とても愛着があります。もともと和漢朗詠集の下巻しか遺っておらず、その下巻を2分割して、さらに切り取りが非常に多いという短い卷です。
この複製は、1949年に静嘉堂でつくったもので、便利堂の制作のようですが、
どういうわけか、第1巻は驚くべき精密な印刷(部分拡大図版にしました)
ですが、第2巻は見劣りがします。
同時に制作したものなのに、こういう差がでるということもあるのだ、と思いました。

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by reijiyam | 2006-04-11 09:58 | 蔵書
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