三國志呉志残巻

なぜか、羅振玉編集「漢晋書影」の後ろにくっついっていた。
目録にないから、2冊を合本したものかもしれない。
楼蘭出土だそうで、
大阪の武居巧氏所蔵、卷子本で複製されたこともある。泰山金剛経の「大」はともかく、
鐘元常の薦季直表の「奇」字や、蘭亭の「之」字とそっくりな字がでてくるのに驚かざるをえない。清代末期どころか文化大革命時代まで、「偽物」だと誹謗されてきたこの種の法帖も、晋代の趣を少しは伝えているということは、現在では常識になってきているが、まだ周知しているわけではないようだ。
どういう事情の発見なのかは不明だが、1924年出土だそうだから大谷探検隊ではなかろうか? 実物の所在は不明なのでみることはできないが、偽物の可能性はあまりないように思う。
部分拡大図版、本体は、22x300cm
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by reijiyam | 2005-12-23 22:42 | 蔵書
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