鄭板橋集の不思議

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  東京神田神保町の 漢籍専門書店  山本書店にずっと店晒しになっていた板橋集があった。虫食いもあったが、和刻本ということだったので いまいち人気がなかったのだろう。(上)
  東京を離れる前に、酔狂にも買っておいた。東京国立博物館にある墨竹屏風の題との関係も調べておきたかったからだ。さてもともと和刻ということだったので、慶應元年に京都で刊行されたものだとばかり思い込んでいた。ところが最近、ヤフオクで京都版をみてにてもにつないものであることがわかり、じゃあこれはなんだ?
 大陸のオークションででた乾隆原刻本の写真(下)をみると異常に似ている。枠線の切れ目まで似ている。ただ、紙は黄色い和紙のようにもみえるし、極僅かな違いはあるような気がするのでますますわからなくなった。
 清時代の官僚、画家 書家であった鄭板橋の詩文集:板橋集は石印本のほうが流布しているので、刻本はあまりみうけない。
by reijiyam | 2011-04-16 17:20 | 蔵書 | Comments(0)
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