うつほ物語

  学生時代にみつけた 平安時代(十世紀?)の長編小説  うつほ物語の翻訳(かなり圧縮しているが全訳)(講談社学術文庫 浦城二郎  訳 4巻)
 の一部を読み直した。これには調度品や贈答品の異常なくらい詳細な記述があり、このかなり省略したらしい翻訳でも、迫ってくるものがある。当時の上流階級の好みや生活感覚で、現在と違っているところ、似ているところをどちらも読み取ることができる。
  どうも男性が書いたものらしく、源氏物語などと違って、もっと広い階層の人々が登場し、悪役と善役がはっきりせず複雑な社会を覗いているようで、かなり面白い。
  当時の貨幣経済というか、どういう売り買いをしていたのか、もわかる。
by reijiyam | 2011-03-24 10:20 | 日記 | Comments(0)
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